中小企業・町工場の情報セキュリティ実態レポート 第2号 (2026年5月〜6月)

中小企業・町工場の情報セキュリティ実態レポート 第2号 (2026年5月〜6月)

今月のトレンド分析

① デンソーへの攻撃が示す「サプライチェーン型攻撃」の本質

4月30日にデンソーのイタリア・モロッコ拠点への不正アクセスが判明し、ランサムウェアグループ「Qilin」が160GB超のデータをダークウェブに掲載したと確認されています。東証プライム上場の大手部品メーカーが標的になること自体が衝撃ですが、より重大なのは「デンソーの取引先情報・図面が含まれている可能性がある」という点です。下請け・委託先の中小企業は直接攻撃されていなくても、取引先大手経由で自社の情報が流出するリスクがあります。

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中小企業・町工場の情報セキュリティ実態レポート (2026年4月〜5月)

中小企業・町工場の情報セキュリティ実態レポート (2026年4月〜5月)

今週のトレンド分析

① 「狙いやすい方を狙う」時代、中小企業はもはや主戦場

ランサムウェア被害の3分の2が中小企業、製造業は業種別ワースト1位。偶然じゃなくて、RaaS(Ransomware as a Service:ランサムウェア攻撃に必要なツールや運用基盤を、攻撃者向けに貸し出すサービス型の犯罪ビジネス)の普及で攻撃コストが劇的に下がった結果として起きている構造的な変化です。大企業は防御を固めてきた。その分、対策が手薄な中小・下請け企業へ攻撃の矛先がシフトしている流れがはっきり見えています。

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