坂井の開発ー徒然なるままに
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富士五湖はなぜあの形なのか(剗の海・貞観噴火・湖底遺跡から読む富士北麓の古代)

きっかけは前の記事でした。自宅の地震計の揺れを調べる過程で、土木研究所の KuniJiban(国土地盤情報検索サイト)という、全国のボーリング記録が地図つきで見られるサイトの存在を知りました(自宅の地震計が公式より1階級高く揺れた理由を、道路工事のボーリング記録まで遡って調べた)。

2026-06-29 00:00 ・ ⏱ 約19分 ・ 👁 …

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image from 自宅の地震計が公式より1階級高く揺れた理由を、道路工事のボーリング記録まで遡って調べた

自宅の地震計が公式より1階級高く揺れた理由を、道路工事のボーリング記録まで遡って調べた

ずっと前から、ひっかかっていたことがあります。家は確かに揺れたのに、ニュースを見ても自分のところの震度が出てこない。 近隣の市に震度1や2がつくだけで、うちの市は何も出ない。一度や二度ではなく、しょっちゅうでした。そもそも地震計(Raspberry Shake、RS4D)を 2017年に買った のも、その後計測震度を計算するアプリを作ったのも、動機は同じ。公式を待たず、自分の家が何震度で揺れたかを自分で測りたかったからです。それでも、なぜ公式とこんなに食い違うのかは、ずっと宿題のままでした。

2026-06-29 01:11 ・ ⏱ 約9分 ・ 👁 …

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image from AIエージェントと作る「阿波忌部」史料集。創作させないことに全力を注いだ話

AIエージェントと作る「阿波忌部」史料集。創作させないことに全力を注いだ話

徳島県(古代阿波国)の忌部氏・阿波忌部について、公開された一次史料の翻刻に基づく年代別の史料集をMarkdownで作りました。序章と第1〜10章に引用史料一覧・参考文献を加え、最後は表紙付きの1つのPDF(A4・168ページ)にまとめています。

阿波忌部は、地元では「神代から続く一族が大嘗祭の麁服(あらたえ)を織り、房総半島を開拓した」という壮大な物語で語られがちなテーマです。今回いちばん力を注いだのは、その物語を書かせないことでした。AIエージェントに史料を集めさせると、放っておけば伝承と史実を地続きにした「読みやすい歴史」を書いてしまいます。それを徹底的に止める作業の記録です。

2026-06-26 18:00 ・ ⏱ 約10分 ・ 👁 …

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image from 会社の秘密を外に出さずに、ISOの相談相手をパソコンの中に作る — 町工場のためのAI活用記

会社の秘密を外に出さずに、ISOの相談相手をパソコンの中に作る — 町工場のためのAI活用記

取引先に「ISO 27001を取ってくれ」と言われて、頭を抱えている町工場の社長さんはけっこういます。

何をどうすればいいのか分からない。コンサルに頼むとお金がかかる。かといって、自社のセキュリティの弱点を、ChatGPTのような外部のAIにそのまま打ち込んで相談するのも気が引ける。

そこで、自分のパソコンの中だけで動く「ISOの相談相手」を作れないか試してみました。会社の情報を一切外に出さずに、手元で気軽に「これってマズいですか?」と聞ける相手です。AIに詳しくない人にも雰囲気が伝わるように、専門的な話はなるべくかみ砕いて書きます。

実は4月くらいから、次期開発案の試作としてちょこちょこ手を動かしてきました。試しては直し、を繰り返して、ようやく「まあまあ使えるな」と思えるところまで来たので、その記録としてまとめてみます。

2026-06-20 18:00 ・ ⏱ 約12分 ・ 👁 …

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H3ロケットの「運用形態」を読み解く:22S・24W・30Sは何が違うのか

― 1機のロケットが「3つの顔」を持つ理由 ―

はじめに

2026年6月12日、種子島宇宙センターからH3ロケット6号機が打ち上げられ、第2段の軌道投入に成功しました。この6号機が背負っていたのは「30形態(H3-30S)」という、これまでのH3にはなかった新しい姿です。

2026-06-17 11:06 ・ ⏱ 約8分 ・ 👁 …

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image from Fable 5の取り下げより、Opus 4.8が「使えない」ことの方が深刻だと思う

Fable 5の取り下げより、Opus 4.8が「使えない」ことの方が深刻だと思う

ここ数日、AI界隈のタイムラインはClaude Fable 5の話で持ちきりです。国家安全保障上の懸念で無期限停止になった、Max x20を課金した直後だったのにどうしてくれる。そういう怒りと困惑の投稿が、RedditでもXでも何千という単位で伸びています。気持ちは分かります。お金を払った直後に使えなくなったら、誰だって声を上げたくなる。

でも、私はこっちのほうがずっと気になっています。いま現役で使われているはずのOpus 4.8が、ツールを呼んでも実行されない状態になっている、という問題です。Fable 5が「使えるはずだったものが取り下げられた」話だとすれば、Opus 4.8は「使っている最中のものが壊れている」話。日々の仕事で実際に手を動かしている人間にとっては、後者のほうが明らかに実害が大きいと感じています。

2026-06-17 01:15 ・ ⏱ 約9分 ・ 👁 …

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image from 「月20ドル余分に取られるの?」——Claude Codeの6月15日課金変更を、できるだけやさしく整理する

「月20ドル余分に取られるの?」——Claude Codeの6月15日課金変更を、できるだけやさしく整理する

「これ、結局サブスク料金に上乗せで100ドル取られるってこと? じゃあ月200ドル払うの?」。

Claude Codeで自宅のAIに身体を与える実験をしていて、自律行動をどう動かすか考えていたときに、自分でこう口走りました。2026年6月15日にAnthropicが入れた課金の変更について、ネット上の記事をいくつか読んでも、どうにも腑に落ちない。書いてあることは間違っていないのに、読み終わっても「で、結局いくら払うの?」がはっきりしないのです。同じところで引っかかっている人はきっと多いはずだと思い、自分の理解を一度きれいに整理しておくことにしました。

2026-06-16 13:30 ・ ⏱ 約14分 ・ 👁 …

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image from バラバラに動く4つの観測システムを、壊さずに繋いだ話

バラバラに動く4つの観測システムを、壊さずに繋いだ話

うちの観測拠点には、いつのまにか4つのシステムが住みついています。地震計のデータからリアルタイムに震度を計算するもの、夜空を見張って流星を自動で見つけるもの、防犯と流星観測を兼ねた24時間録画のカメラ、それに気象観測機。どれも別々のきっかけで作ったり導入したりしたもので、お互いのことは何も知りません。地震が来た夜に空はどんな様子だったのか、流星がよく飛んだ晩の湿度はどうだったのか——そういう「重ねて見れば分かること」が、いまはどこにも繋がっていない。それぞれが自分の画面だけを持って、孤立して動いていました。

2026-06-14 10:00 ・ ⏱ 約7分 ・ 👁 …

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image from ナフサは暴落したのに、なぜモノが来ないのか。相場と現場のタイムラグを読み解く

ナフサは暴落したのに、なぜモノが来ないのか。相場と現場のタイムラグを読み解く

「坂井さん、ニュースじゃナフサが暴落したって言ってるよね。なのにうちは、いまだにエンジンオイルが割当のままなんだよ。値段が下がったなら、なんでモノが来ないの」。

2026-06-10 10:00 ・ ⏱ 約7分 ・ 👁 …

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