坂井の開発ー徒然なるままに
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はじめまして——15歳の「宣誓書」から始まった、私のこれまでとこれから

はじめまして! このブログを覗いてくださってありがとうございます。

「いったい何者なんだろう?」と思っていただいた方のために、少し自己紹介をさせてください。名前は坂井正徳(さかい まさのり)。「株式会社リバーランズ・コンサルティング」の代表取締役(一人会社ですけど)をしています。1962年名古屋生まれ、小学2年から高校卒業までを静岡県浜松市で過ごし、現在は三島市在住です。

コンピュータに一目惚れした中学生

私がコンピュータと出会ったのは、1977年。中学3年生のころでした。 まだ、NECがTK-80を出したばかり、パソコンという言葉はなく、マイコン。海外勢ではIMSAIとかALTIRとかの頃です。

でも、その前から結構多趣味でした。小学校の高学年の頃は天体観測や電子工作に夢中で、中学に入るとギターを始め、市民無線(CB無線)にもハマりました。アマチュア無線にも憧れていたんですが、免許を取ったのはなんと2025年のことです(笑)。高校時代はマイコンに出会い、一気にそちらに引き込まれていきました。

当時の私はコンピュータへの情熱と並行して、ムー大陸やアトランティスといったオカルト・超古代文明にもどっぷりハマっていました(笑)。SFも好きで特にSTARTREKや謎の円盤UFOなどの海外ドラマを見ていました。「まだ解明されていない何か」への好奇心と、コンピュータへの興味が同じ引き出しに入っていた感じでした。

今思えば、この頃見ていた海外のSFドラマがコンピュータに対する興味の原点だと思います。

富士通でエンジニアとして

大学に進学などは一切考えておらず、工業高校で基礎技術を身に身につけたら、早く実践できるといいな。と思っていたら、幸運なことに富士通に入社。最初の配属は大型コンピュータ用のOS開発という固い部署でした。そこから オラクルの「Network Computer」開発プロジェクトに誘われたことで、方向性が大きく変わっていきます。

個人的にはまだカーネルバージョンが1.0にもなっていない頃からLinuxに触れていました。そのあたりの知識を買われたんだと思います。当時は仕事そっちのけでFM-TownsやIBM互換機にLinuxを入れてひたすら遊んでい増田(その頃一緒にゴソゴソやっていた同僚は、今はLinux Foundationのフェローになっていました。人生わからないものです。) 「コンパクトで使いやすいコンピュータを作りたい」という中学生の頃の夢が、気がついたら自分の日常になっていた感じでした。

そのうち情熱を注ぐようになったのが、情報アプライアンスや組込みソフトウェアの分野です。あらゆる機器の心臓部を司るこの技術は、私にとって単なるプログラミングではありませんでした。冷たい機械に「使いやすさ」という魂を吹き込む——一つの芸術のような営みだったんです。

2010〜2011年には「やりがい創造プロジェクト」にも参画しました。技術の完成度を競うだけでなく、働く人の心に寄り添うことの大切さを学んだ、大きな転換点になった経験です。

起業、そして「GenbaFlow」へ

2013年に富士通を早期退職し、翌2014年に「株式会社リバーランズ・コンサルティング」を設立しました。 富士通にいた頃は、この分野は現場SEが担うもので、自分のいた事業本部はあまり表に出ない部署でしたので、製造業のお客様からは数多くの学びをいただきました。

元の上司には「お前には起業は無理だから、諦めて就職先を探せ」と心配されましたが、なんとか12年やってきております(利益はさほど出ていないので、ビジネスセンスはなさそうですが)。

そして今、会社の集大成として取り組んでいるのが GenbaFlow というプロジェクトです。中小製造業の現場における日報業務などをデジタル化するサービスなんですが、その本質は効率化だけじゃありません。現場で働く人の「誇り」と「笑顔」を支える、そんなツールにしたいと思っています。

「GenbaFlow」という名前には、ダブルミーニングがあります。「現場の流れをよくする」という意味と、心理学者チクセントミハイが提唱したフロー(Flow)——何かに完全に没頭して時間を忘れるほど集中している状態——の両方を込めました。現場で働く人がそんなフロー状態に入れる仕事環境を作りたい、という思いです。

趣味は「夜空を眺めること」

仕事の話ばかりになってしまいましたが、私にはもう一つ大きな楽しみがあります。それが天体観測です。

流星を自動検出するシステム「Meteo」や、天体観測に特化したお天気ダッシュボード「天体観測できるかな?」を自作して、夜空の観測を楽しんでいます。函南町の月光天文台にも設置させていただいていて、遠隔で空の様子を眺めるのが日課になりつつあります。

VRゴーグルも数機種手元に置いているので、「ユビキタスコンピューティング」への興味は今も現役です(笑)。

実は2008年頃からフライフィッシングも趣味にしていました。ただ、よる年波には勝てず(正直に言うと単に運動不足なんですが)、渓谷を歩き回る体力がなくなってきたので、今はお休み中です。

最後に

振り返ってみると、あの中学生の作文を「意思の力で実現した」なんてことは全然なくて、ただ好きなことをやっていたら、気がついたらあの頃に書いた方向に来ていた——それが正直なところです。

このブログでは、GenbaFlowの開発話や天体観測のあれこれ、技術的なメモなど、私が面白いと感じたことをゆるゆると書いていくつもりです。よかったら、これからもお付き合いください!


ご連絡は 株式会社リバーランズ・コンサルティング からどうぞ。

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