株式会社リバーランズコンサルティングの社長兼開発者兼その他を担当している坂井です。 文字通り徒然なるままに記録しています。
不正アクセスの公表ラッシュは、古い事案のまとめ出しなのか。95件の日付を並べると、73件は9月以降の事案だった。
9月から続く不正アクセスの公表を95件集め、各社の公表資料に書かれた日付で並べました。 95件のうち73件は、9月以降に起きたか、9月以降に見つかった事案です。 前から把握していた事案をこの時期に初めて公表した例は、2件でした。 公表そのものは速く、時間がかかっているのは、侵入されてから気づくまでの段階です。
続きを読む →役員が変わらない一人会社ほど忘れやすい、任期満了の登記と休眠会社の通知
法務局から封筒が届きました。 封筒を見て、最初に思ったのは「何これ?」でした。
中に入っていたのは、休眠会社のみなし解散に関する通知です。 事業は続けています。 それでも、期限内に手続きをしなければ、会社は解散したものとみなされる、という内容でした。
続きを読む →不正アクセスの公表は3週間で50件。件数の大きい10件のうち3件は、情報を預けた先が破られていた。
9月20日から10月9日までに公表された国内の不正アクセスのうち、件数の大きい10件を調べました。 10件のうち3件は、委託先やクラウドなど、情報を預けた先が破られたものでした。
自社のシステムが無事でも、預け先が破られれば、お詫びを出すのは自社です。 クラウドのデータは、自分でバックアップを取っていなければ戻らないことがあります。
続きを読む →他社の不正アクセスの報道を機に、運用中の顧客システム3本を点検した。
運用している顧客向けの業務システム3本を点検しました。 結論から書くと、今回の3本は、確認できた範囲で、安心してよい状態でした。 侵入の形跡は見つからず、攻撃は来ていましたが、成功した形跡もありませんでした。
きっかけは、9月下旬から続いた不正アクセスの公表です。 日本郵便(郵便局アプリ)、ヤマト運輸、佐川急便、セイコーマート、タイムズカー、ニッポンレンタカー。 各社の初報は9月25日から10月1日の間に出て、続報は10月に入っても続いています。 規模は、確認できた範囲で、ニッポンレンタカーの数十名から、タイムズカーの約160万アカウントまで幅があります。
どの会社のシステムも、利用者の個人情報を預かっています。 私が運用している業務システムも、個人情報を預かる点では同じです。 そこで、念のために点検しました。 ただ、形跡がないことと、侵入されていないことの間には、点検では埋められない差が残ります。
続きを読む →日本列島はこの1年でどれだけ動いたか。電子基準点1083局で測ったら、最大は87cmだった
7月28日の熊本地震のあと、東北の太平洋側で地震が減ったように感じていました。去年の暮れから青森や三陸の沖で大きな地震が続いていたのに、最近は地震情報に東北の名前をあまり見かけない。
数えてみると、減ってはいませんでした。東北の太平洋側で揺れた地震は、熊本地震の前も後も月30件前後です。変わったのは一覧のほうで、熊本の余震が7月と8月に毎月300件近く加わり、東北の占める割合が4分の1から1割未満に下がっていただけでした。
では、揺れの回数ではなく地面そのものはどうなのか。国土地理院の電子基準点の座標を、全国1083局について1年分並べてみました。
続きを読む →分析2〜3時間が数分に:中小製造業2社の業務システムに「AIの入口」を付けて見えたこと
2026年9月中旬、顧客管理(CRM)の大手2社が続けて新しい方向を打ち出しました。 Salesforce は自社の画面を開かずに Claude や Slack から使える仕組み(AIforce)を、HubSpot は通話やメールの内容を手入力なしで取り込む仕組み(Smart CRM)を発表しています。 業務システムが「人が画面を開いて入力するもの」から、AIを通して使うものへ動き始めた兆候です。
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